ご要望に応じて、毛芯仕立ても承ります。
通常の紳士服で行われているものよりは、かなり柔らかく仕上げています。
伝統的な仕事を無批判に賛美することはしないし、単に昔の作り手の技術が凄いとも思いませんが、このような、手縫いで襟(ラペル)の芯を固定することによる、微妙な反り返りの質感は、今の機械技術では代替できていないように思います。
伝統、どの要素を継承するか?変更を加えるか?その時々の機械技術にもよる話ですし、悩ましい問題ですが、手仕事でなければ出せない質感はあるように思います。
※ここをクリックすると、写真の作品ページに移動します。
1.前身頃の芯と増芯を、ハ刺しで合わせているところです。
2.上衿の増芯をハ刺しをしているところです。
3.完成した状態での衿のカーブに合わせて、ハ刺しをする時に衿をカーブさせながら縫い付けます。
4.完成した状態での衿のカーブに合わせて、ハ刺しをする時に衿をカーブさせながら縫い付けます。
5.このように、カーブした状態に仕上がります。
6.衿全体では、このようになります。