形は皆「テーラーカラー(衿)」だけど、かかる手間や難易度が全く異なる「分かる人には分かる」衿のいろいろを、ご紹介します。
これらのような、特に変わった技術を使わなくても、ジャケットは出来ます。
「簡単に安く」という要望もあるでしょうし、どういう工程が良いかは一概には言えないのですが、「分かる人には分かる」技術は、とても大切なんじゃなか、と思っています。
オーソドックスな方法で、実はこのジャケットは、「毛芯にハ刺し仕立て」という、とても手間のかかる技術を使っていますが、構造の手間ということでは、これが標準になります。(写真下)
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額縁仕立てで、技術説明をするのは止めておきますが、難易度としては、これが最も高いです。(写真下)
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リバーシブル仕立て(ダブルフェイス仕立て)で、ボクのところでは、延々と手仕事の工程があり面倒で、衿の角の小さいカーブにしている所が難易度が高く、このジャケットは、本当に裏表両方で着られるようにした関係で、裏表どちらから見ても、同じように見える「毛抜き合わせ」という方法にする必要があり、そのことでさらに難易度を上げることになります。(写真下)
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ワークショップに出来ないかと考えたもので、端は断ち切りだし、カーブした後ろ身頃の衿ぐりと、ほぼ直線の衿の付けを縫う技術があれば大丈夫で、最も難易度が低いし、手間もかかりません。(写真下)
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