また、比較をしてみることは、決して無駄ではありません。
まず、そもそも「どう良くなった?」かという問いがあり、その時点で比較できないこともたくさんあります。
全体のデザインが、「良くなったか」どうかを比較することには、あまり意味がなく、時代や着る人の好みが異なる服のデザインの良し悪しを比べることは、ほとんどできないし、流行ったデザインが良いかどうかもわかりません。
なので、ここでは「デザインは良くなった?」かどうかにはふれないことにします。
ただ、「細部まで考えられていることが形に表れていて、そこに矛盾のない服」は、どの時代においても良いデザインだと、個人的には思います。
コストカットにより、より多くの人が好きな服を着られるようになったことを、「洋服が良くなった」とすることもできますが、この点にもふれません。
耐久性は「ない」より「ある」ほうが良い、ということに異論がある人は少ないと思いますが、重い服より軽い服のほうが良いかというと、現在ではそういう傾向にあるものの、一概には言えません。「重厚さ」は、服の品質のひとつです。
また、可動域が広い(動きやすい)服のほうが良いかというと、それも一概には言えず、動きにくさ」もデザインのひとつです。
このTシャツは「良くなった?」