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「『つくる過程』の図は無駄じゃない」から、「つくる」

 洋服をデザインしてつくる過程には、いくつものパターンがあります。

 ボクの場合は主に、「先に形を考え、それに合う生地を探す」場合と、「先に使う生地があり、それに合う形を考える」場合の2つに分かれ、生地をつくる人は、これらとは異なる過程になりますが、多くの人にとって、同じように分かれるのではないでしょうか。

 ただ実際には、これほど単純なわけではなく、たとえば「先に形を考え、それに合う生地を探し、その生地に合うように形を修正する」など、複合的なケースはたくさんあります。


 形を考える過程も、主に2つのパターンに分かれ、「先に全体の形を考え、それに合うディテールを考える」場合と、「先に採用したいディテールがあり、それに合うように全体の形を調整する」場合があり、こちらは、後者の工程ではつくることのない人はいますし、自分でも後者の工程でつくる機会は少ないです。


 ここで、これらの「マトリクス図」をつくり、個人的な事例に即して、それぞれの過程に名前をつけました。

※他の人にとっては、「私には、他の名前のつけ方が相応しいと思う」ということがある、と思います。