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「先生」って誰のこと?

雑誌「教職課程 2021年 01 月号」にて、「哲学対話」のファシリテーターをさせていただきました。

以下ページ全文

合格者座談会番外編レポート

考え続ける教師になるための哲学対話

皆さんの中には、「哲学対話」について聞いたことがある方もいることでしょう。名前こそ「哲学」とついていますが、難しいものではありません。参加者(のうち、話をしたい人が)思いや考えを自分の言葉で話し、またそれをしっかりと聞くものです。会議ではないので、結論を出したり、何か方針を「決める」ものではありません。考えること、他者の意見をしっかり聞くこと、それらを体験することを大事にしています。今回の合格者座談会のあと、参加メンバーのうち延長可能な方に残ってもらい、哲学対話の場を持ちました。
ここではその詳細な再現は行いませんが、当日のテーマは以下です。読者の皆さんも、ぜひ、考えてみてくださいい。

「先生」って誰のこと?

ぼくたちは、学校に入ったときに出会う教員、習い事の場での指導者に対して、たいていの場合「〇〇先生」と呼ぶことになります。
でも、その人のことを本当に「先生」だと思っているのかなあ?
もし、「先生」だとは思っていなくて、それでも「〇〇先生」と呼んでいるなら、その理由ってなんだろう?
単なる習慣? そう呼ばないと怒られる? 社交辞令? あるいは名前を覚えていない?
一方で、「先生」だと思ってる相手って、学校だけに限らず、自分が志す分野での卓越した人物や、歴史上の偉人など、一度も会ったことがない場合もあるし、小さな子どものこともあります。
また、物語の中にだけ存在していて、実在しない人物かもしれないし、人間以外の生き物かもしれません。
「先生」って誰のことなんだろう?
ぼくたちに、何をもたらしてくれる相手のことを「先生」と呼ぶんだろう?



「先生」って誰のこと?


「先生」って誰のこと?