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リメイク > 021


このジャケットは、亡くなられたお父様が愛用されていたもの。娘であるご依頼主様が、「自分が着たい」と希望され、シルエットを大幅にリメイクしました。
袖を一度外して丈を短くし、幅を細く調整。肩パッドを取り除き、肩の傾斜と肩幅を大幅に修正。さらに、身ごろもバストからウエストにかけてコンパクトに仕立て直しました。
このようなリメイクは、型紙を使わず即興で大幅な変更を加える必要があり、かつ、修正できる箇所が限られるため、非常に高度な技術が求められます。
服をリメイクする理由はさまざまですが、今回のようなケースは「供養」とも言えるでしょう。ただ、「供養」とはいえ、ただ受け継ぐだけでなく、美しく着こなすことが大切だと考えています。