山村ドレススタジオ > リメイク > 019

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作ってから20年以上は経っている思いますが、今でも愛用していただいています。
ドレープの技法を駆使した、襟とポケットが特徴なのですが、生地が良いこともあって、完成した時の質感が劣化せず維持しています。
今回の修理は、肩パットを取りはずし、同時に肩幅を小さくする、というものですが、こういう修理をしやすい構造に、最初からしています。

デザインや素材によりけりなのですが、「20年以上後に役立つ技術もある」という話でした。
過度に流行を追わずに、「似合う」を追求することも、20年以上後に役立つポイントです。